こんにちは!トトです。今回は「投資信託の選び方」について説明していきます。
皆さんはこれから投資を始めていきます。その中で「面倒なことはしたくない」「投資資金があまり無い」そんな人には投資信託の積み立て投資をお勧めします。
※投資信託・積み立て投資ってなに?と思った方はこちらを見てください。
皆さん、証券会社も商売なのでぼったくり商品を売ろうとしてくるのは理解できてますよね?

そう言ってましたよね、怖い・・・

大丈夫だ。ネット証券なら自分が間違った投資信託を購入しなければ問題ない。
そう、金融リテラシー(金融の知識)が高い人は正しい投資商品の相場と見分け方を理解しているため「ぼったくり商品」は購入しません。しかし、投資初心者の人はそうはいかないですよね?

そうですよ!なにもわからないから不安でしょうがないです!
では、今回はそんな投資初心者の人でも「正しい投資信託」を見分けるポイント5つを説明していきます。

こんな人達は是非見て行ってくれ。
ぼったくり商品を買いたくない
投資信託の正しい見分け方を知りたい
結論
まず、いつものように結論からお伝えしておきます。
投資信託の商品を選ぶ方法5つ
①インデックス投資かアクティブ投資か?
⇒インデックス投資がおすすめ!
②コストはどのくらいか?
⇒販売手数料無料・信託報酬0.3%以下
③トラッキングエラーの数値は?
⇒指数とのズレのこと。数値が小さいほど優秀
④純資産残高はどのくらい?
⇒大きいほど安定した運用ができる
⑤運用期間と運用成績はどのくらい?
⇒運用期間は長く・無期限で運用成績が右肩上がりのもの
それでは、順番に説明していきます!
投資信託を選ぶ5つのポイント

それで、投資信託の選び方ってどんなのですか?

うむ。投資信託の選ぶポイントは5つある。それがこれらだ!
投資信託の選ぶポイント
①インデックス投資かアクティブ投資か?
②コストはどのくらい?
③トラッキングエラーの数値は?
④純資産残高はどのくらい?
⑤運用期間と運用成績はどのくらい?

うわ、難しそう・・・もう帰りたい。

待て待て!知らない言葉が多いからって逃げるな!言葉の意味さえ分かれば内容はシンプルだぞ。

そ、そうですよね。すみません気が動転してました・・・
言葉は難しいですが、この5つを理解しておくだけで投資信託購入時に「ぼったくり」を避けることができます。それではそれぞれ順番に説明していきます!
インデックス投資かアクティブ投資か?
まずは、「インデックス投資」と「アクティブ投資」がどうなものか説明します。
インデックス投資とは
特定の指数に連動することを目指す投資方法
アクティブ投資とは
投資のプロが運用して高い成果を目指す投資方法

ちなみに指数とは「日経平均株価」や「S&P500」などだな。
これは各取引所や特定の銘柄群などの値動きを表しているぞ。

これはS&P500指数。このような指数と同じ値動きを目指した投資がインデックス投資だ!
※引用:楽天証券

インデックス投資かアクティブ投資かは、投資信託の「運用方針」に記載されているぞ。

え?ちょっと待ってください!インデックス投資をおすすめする理由はわかりました。でもアクティブ投資はプロが考えてやってくれるんですよね?そっちの方がよくないですか?
確かに、「資産運用のプロがあなたのお金を常に最善になるように運用します!」こう言われると「そっちの方がいいかも・・・」と思いますよね?
しかし、アクティブ投資よりインデックス投資をおすすめする明確な理由が2つあります。
インデックス投資をお勧めする理由
①プロが考えながら投資するので手数料が高くなる
②そもそもアクティブ投資よりインデックス投資の方が良い結果が出ている。

え!手数料はわかりますけど、インデックス投資の方が結果がいいんですか??

あぁ。例で説明するぞ!
1000万円をそれぞれに投資した場合
インデックス投資
手数料0.1%・利回り4%
1000万円×1.04=1040万円(1年の運用結果)
1040万円×0.001=1万4000円(手数料)
1040万-1万4000=1038万6000円(資産残高)
アクティブ投資
手数料3%・利回り5%
1000万円×1.05=1050万円(1年の運用結果)
1050万×0.03=31万5000円(手数料)
1050万-31万5000=1018万5000円(資産残高)
結果、インデックス投資の方が20万1000円多くなる

え、こんなに違うんですか!

あぁ、これでインデックス投資の方が良いってわかったな?例のようにアクティブ投資の方が利回りが良くても手数料が高いせいでインデックス投資に負けてしまうぞ。
コストはどのくらい?
次は、コストがどのくらいかです。先ほども話しましたが「コストがどのくらいか」で運用結果は大きく変わってきます。

ちなみに投資信託のコストは2つあるぞ。
投資信託に掛かるコスト
①販売手数料:購入時に必要なコスト
②信託報酬:資産を保有している限り毎年掛かるコスト

でも「インデックス投資」の投資信託なら手数料は安いんですよね?
確かに、アクティブ投資に比べるとインデックス投資の手数料は安いです。しかし、インデックス投資の商品でも「コストが高い」ものと「コストが安い」があります。

え、そうなんですか?

あぁ、そうだぞ。当たり前だがコストは安いほどいいからな。
ちなみに「コストがいくらかかるか?」もそれぞれの投資信託に記載されているぞ。
※引用:楽天証券

ちゃんと書いてあるんですね!ちなみに手数料はどのくらいが良いんですか?

それは人によるけどな。私の場合は販売手数料:無料・信託報酬:0.3%以下のものを選んでいる。

なるほど!参考にさせてもらいます!
トラッキングエラーの数値は?
次はトラッキングエラーの数値について説明します。
トラッキングエラーとは
同じ値動きを目指している指数とのズレのこと
数値が小さいほどズレが少なく、優秀な投資信託

さっきインデックス投資は指数と同じ値動きを目指した投資だと説明したな?だが、完璧に同じ値動きにすることは不可能なんだ。そこで「実際どのくらい指数とズレがあったのか?」を数値で表したのがトラッキングエラーというわけだ。
※引用:楽天証券

ちなみにこんな感じで記載されているぞ!

なるほど。目安として、どのくらいの数字ならいいんですか?

そうだな・・・私の場合は12カ月のズレが3%未満なら優秀だと思っているぞ!是非参考にしてみてくれ!
純資産残高はどれくらい?
次に純資産残高について説明します。
純資産残高とは
どのくらいの資金でその投資信託を運用しているか

純資産残高が大きいと「規模が大きい」ってことだな。

ふ~ん。でも規模が大きいなにがいいんですか?

メリットとしてはこれらがあるぞ。
純資産残高が大きい場合のメリット
①コストを安くなる場合がある
②運用中止のリスクが低い
③トラッキングエラーが小さい

まぁ「資金は多い方が運用も安定する」ってことだな。
※引用:楽天証券

こんな感じで記載されているぞ。

純資産残高はどのくらいのが良いんですか?

そうだな。最低でも50億以上の投資信託をおすすめするぞ。それ以下だと運用中止などのリスクが大きいからな。投資初心者は1000億以上の投資信託が良いと思うぞ。
運用期間と運用成績はどのくらい?
最後は「運用期間と運用成績はどのくらいか?」についてです。
【運用期間の確認内容】
①いつから運用しているのか?
⇒運用期間が長くないと運用成績がわからない
②いつまで運用するのか?
⇒運用終了が決まっていると投資が中断するのでNG
【運用成績の確認】
長期で見て投資成績はどうなっているか?
⇒資産が増えるものに投資をしないと意味がありません
※引用:楽天証券

上記の「設定日」がいつから運用しているか?で「償還日」がいつまで運用するのか?だな。

償還日が無期限って何ですか?

償還日の無期限は「ずっと運用し続ける」ってことだな。償還日は無期限のものがおすすめだぞ!
※引用:楽天証券

そしてこれが投資の運用成績だ。ちなみにこれは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)って投資信託の成績だ。

え、すごい右肩上がりですね!

あぁそうだな。このように投資成績は全期間を見るようにしような。

最近だと「前年に比べて40%上がりました!」とよく見るが、それはコロナで下落していた相場が戻っただけだ。騙されない為にも一部分だけではなく全期間を必ず確認しような。
あとがき
皆さんお疲れさまでした。長い記事だったので大変だったと思います。
しかし、これらは投資信託を購入する時に必ず確認する必要のある内容なので覚えておきましょう。
もし「え、何を気を付ければいいんだっけ?」となったらまたこの記事を読んで勉強してください。
【トトブログ】では「お金の勉強」と「人生を豊かにする勉強」を発信しています。
是非、他の記事でも勉強していってください!
それでは、ご覧いただきありがとうございました。
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