こんにちは!トトです。今回は毎月分配型投資信託について解説していきます。

なんですかそれ??
毎月分配型投資信託とは高確率で損をする投資信託なのによく売れている投資商品です。
今回は、毎月分配型投資信託の闇を暴いていきたいと思います。これを知っておかないと必ず騙されて損をすることになりますので是非勉強していってください!
毎月分配型投資信託とは?
まず、毎月分配型投資信託とはなにか?について説明していきます。
毎月分配型投資信託は証券会社がおすすめしている投資信託です。店舗型の証券会社に行けばおすすめされ、ネット証券でもおすすめランキングの上位に入っています。

そんなにおすすめしてるの?良い商品なんですね!

いや、毎月分配型投資信託は全くいい商品じゃないぞ?
ほとんど、ぼったくり商品だな。

え、どうゆうことですか!?
普通の投資信託と毎月分配型投資信託の違い
①決算は毎月行われます
②配当金の分配も毎月行われます
③配当金額はある程度一定なので配当金額の合計を予測しやすい

投資内容としては普通の投資信託と同じ感じだぞ。

なんだ、やっぱり良い内容じゃないですか!

いや、これを買うとお金は減っていくばかりだぞ。
そう、毎月分配型投資信託は購入すると資産が減少し続けて損をする可能性が非常に高い投資信託です。
「なんで?」って思いますよね?その理由は2つあります。この内容を知ればあなたは毎月分配型投資信託に近づかなくなることでしょう。
それでは毎月分配型投資信託が損をする2つの理由を説明します。
手数料が高い
まず、毎月分配型投資信託は手数料が高いです。

1.73%ですか!すごい高いですね!!

お?たいちも手数料の基準を理解してきたみたいだな。ちなみに手数料の違いでこれだけ差が生まれるぞ。
毎月分配型投資信託の手数料
販売手数料:3%
信託報酬:1.73%
S&P500に連動するインデックス投資信託
販売手数料:無料
信託報酬:0.1%
例)1000万円それぞれ4%で運用した場合
毎月分配型投資信託の場合
1000万×1.04=1040万
1040万×0.0173=179920円(信託報酬)
S&P500に連動するインデックス投資信託
1000万×1.04=1040万
1040万×0.001=10400円(信託報酬)
信託報酬だけで169520円違いが生まれる

まぁ、毎月分配型投資信託はアクティブファンドだからな。
この手数料が高い商品は証券会社の利益になるからおすすめしてくるわけだぞ。

手数料の安いインデックス投資が一番いいってことですね。
分配金の種類
次の分配金について説明します。毎月分配型投資信託はこのように毎月が分配金が発生します。

ちゃんと貰えているじゃないですか!

あぁ、特別分配金だがな。
分配金には2種類あり、「普通分配金」と「特別分配金」があります。
2種類の分配金
普通分配金
利益(元本のを上回った分)を分配する
特別分配金
元本の一部を分配する
まず、普通分配金はこんな感じですね。20000円の元本が翌月1000円増えて21000円になっています。利益分だけ貰い元本はそのまま、これが普通分配金です。

まぁそうだよね。これ以外の方法なんてあるの?

あるぞ。「基準価格が下がる」つまり元本よりマイナスになった場合だな。
上記は20000円の元本が19000円になっていますね。毎月配当型投資信託は利益が出ていない場合でもは配当金を出します。「どこから出すのか?」というと元本から出されています。つまり預けたお金を返して貰っているだけの状態ですね。

えー別に利益が出ていないときは配当金出さなくてもいいのに。
でも、預けたお金を返されてるだけだから損ではないですよね?

いや、めっちゃ手数料取られているか損だぞ?
そう、毎月分配金投資信託は手数料が高いと先ほどお話ししましたね?この投資信託を購入した場合このような状態になります。
【毎月分配金投資信託に投資した場合】
プラスの場合
利益から配当金が毎月貰える
マイナスの場合
元本から配当金が支払われる
手数料
毎年高額な手数料を取られる
⇒長期的に運用することで元本が少なくなるリスクが大きい!

毎月配当型投資信託は絶対買わない事をお勧めするぞ!
あとがき
毎月配当型投資信託は、手数料・配当方法に問題がある為購入しないのが無難です。
しかし、毎月配当型投資信託はたくさんの人が購入しています。
それは内容を理解せずに「毎月配当が貰える」と甘い言葉に騙されているだけです。
「高確率で損をする投資信託」だと知っていれば、ネット証券のおすすめにあっても購入することはないでしょう。
資本主義社会は厳しいです。
いろいろな方法であなたのお金を取ろうとしてくる人がたくさんいます。
それを防ぐにはお金を守る力を身に付けましょう!
その方法は別記事でも紹介してますので是非勉強していってください。
それでは、ご覧いただきありがとうございました。
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