
こんにちは!トトです。
今回は「なぜお金の勉強が必要なのか?」について話していきたいと思います。
お金の勉強って、世間では”ネガティブなイメージ”がありますよね?
「めんどくさそう」「お金の話は卑しい」そう思われる人も多いでしょう。
ですが、これからの時代は一人ひとりがお金の勉強をして”正しいお金の知識”を身に付けなければいけません!
これを理解する為には、まず日本の現状を知っておく必要があります。
そこで、今回は
- 日本の現状について
- お金の勉強の必要性
これらについてお話していきます。
日本の現状について

皆さんは日本の現状はどう思っていますか??
「よくわからないけど、やばそう…」こう考える人が多いかもしれません。
その考えは正解です。でも大事なのは「何がやばいのか?それが原因でどうなっていくのか?」ですよね?
日本はいろいろな問題を抱えています。
今回は、その問題を3つ紹介します。
①実質賃金の低下
②増税による国民の負担
③雇用の変化
この3つですね。
それでは、簡単にそれぞれ説明していきます。
実質賃金の低下

実質賃金って言葉は知っていますか?
これは、”労働者が労働に応じて取った賃金が、実際の社会においてどれだけの物品の購入に使えるかを示す値”です。
簡単に説明します。
【基準】
給料20万円で500円のハンバーガーを買う
実質賃金が上昇する例
給料30万円で500円のハンバーガーを買う
⇒給料が上がることで買えるものが増える
給料20万円で300円のハンバーガーを買う
⇒物価が下がることで買えるものが増える
実質賃金が低下する例
給料10万円で500円のハンバーガーを買う
⇒給料が下がることで買えるものが減る
給料20万円で800円のハンバーガーを買う
⇒物価が上がることで買えるものが減る
なんとなく理解してもらえましたか?
要するに、「実質賃金が高ければ、いろいろなものを購入できる」ということです。
日本はこの実質賃金が30年間ずっと下がっています。
赤のグラフの日本だけ、下がっている事がわかりますね。
これは、物やサービスの値段は上がっているのに給料は減っているからです。
これは”スタグフレーション”と言われる最悪な状態ですね。
実質賃金が下がることで、買えるものが少なくなり生活が苦しくなります。
これからも実質賃金が下がれば、日本はさらに生活が苦しくなると考えられます。
増税による国民の負担

前述したように、日本の経済状況は低迷しています。
その状態なのに、国はどんどん増税をしているのはご存じですか?
知らない間にどのくらい増税されていたのかを簡単にまとめます。
【消費税】
1987年:3%
⇒2021年:10%(+7%)
【国民年金】
2011年:15020円(月)
⇒2021年:16610円(+1590円)
【厚生年金】
2011年:16%
⇒2021年:18.3%(+2.3%)
【健康保険】
2011年:11.01%
⇒2021年:11.8%(+0.79%)
これ以外にもありますが、このようにどんどん増税は進んでいます。
これを見て「数%なんだからいいでしょ?」と思う人がいるかもしれません。
この数%の積み重ねでどのくらい収入が変わるかを国民負担率をもとに計算していきます。
※国民負担率とは:給料に対する税金の比率
年収400万円の場合
1991年:国民負担率37.4%
2021年:国民負担率44.3%
1991年の場合
400万円×37.4%=149.6万円(税金)
400万円‐149.6万円=250.4万円(手取り収入)
2021年の場合
400万円×44.3%=177.2万円(税金)
400万円-177.2万円=222.8万円(手取り収入)
このように、30年前の1991年は250.4万円が手取りであったのに対して、2021年では同じ年収でも手取りは222.8万円となります。
この差は、27万6000円です。
年間でこれだけの金額が税金として取られていたわけです。
今回の税金は30年前と比べました。
そして実質賃金は30年間減っているお話しをしましたよね?
これらより、”30年間、物の値段は上がり・収入は減り・増税している”ことがわかりましたね。
どのくらい日本は”やばい状況”なのかわかってきましたか?
雇用の変化

さて、最後は企業の雇用が変化していく事についてです。
「日本は終身雇用があるから、とりあえず定年までは安心!」
このように思っていませんか?
しかし、残念ながらこれからの日本は終身雇用制度を維持することは難しいです。
なぜなら、経済が低迷しているからです。
経済が低迷していると、企業側も定年まで人を雇うことが難しくなります。
なので、いつクビになってもおかしくない状況になります。
また、年金の受給年齢も引き上げが予想されます。
以前までは60歳からでしたが、現在は65歳からと5年間引き上げられました。
今後は70歳・75歳と引き上げされる可能性は高いです。
年金受給額も減るかもしれません。
日本は少子高齢化なので、税金を払う人が少なくなれば当然ですよね。
これらの事より、”年金だけでは老後の生活が維持できず、老後も働かないといけない”そんな状況が予想されています。
- 会社からはいつクビにされてもおかしくない。
- 老後も働き続けなければいけない。
これらが、今後の日本の雇用では普通になる可能性が高いです。
お金の勉強の必要性

さて、ここまで皆さんの不安を煽ってきました。
しかし、これが現状です。このままだと厳しい人生になってしまいます。
そこで必要なのがお金の勉強なんです!
お金の勉強の内容は「投資や資産形成」だけではありません。
個人で稼ぐスキル(プログラミングやWebデザインなど)、詐欺師からお金を守る方法など様々です。
このお金の勉強をすることでこんなあなたになれます。
①資産を増やして不労所得を得る
②会社を通さずに個人でも稼ぐ力を身に付ける
③詐欺やぼったくりを”見抜く力”を身に付けられる
④お金を使わなくても幸せになれる事を知る
⑤漠然したお金の不安が無くなる
⑥人生に余裕ができる
お金の勉強をする人の目標は「FIREする事!」と答える人が多いです。
FIREとは、生活費を不労所得で賄えるから嫌なことで働く必要が無くなる状態ですね。
要するに、”働かなくでもいいし、給料が低くてもやりたい仕事”ができます。
「お金の勉強をするモチベーションが出ない…」そんな人はFIREを目標にしてもいいかもしれません。
これからの時代は、国も会社もあなたを助けてくれない時代が来るかもしれません。
そんな時代が来ても大丈夫なように、今から”お金の勉強”をして対策しておきましょう!!
このトトブログでもお金の勉強について随時投稿しています。
是非、お金の知識を身に付けて豊かな人生を送りましょう!
コメント